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ヒト乳頭腫ウイルスの感染が原因で、手足に多くみられます。皮膚の小さな傷から入り込み感染し増殖します。触ったりすると感染が拡大しますが、日常生活で他人にうつす可能性は低いのであまり気にすることはありません。
しかし最初は小さくても放置していると大きくなって数も増えてきますので、早めの治療が肝心です。一般的には液体窒素による凍結療法が行われていますが、痛みを伴い、大きいものや多発している場合はなかなか効果がみられません。治りにくい場合は状況に応じていろいろな治療法がありますので、皮膚科専門医にご相談下さい。
イボは治りにくく、いろいろな治療法が試みられていますが、一般的なものは液体窒素を用いた冷凍凝固療法です。液体窒素(-196℃)でウイルスに感染している細胞の凍結・融解を繰り返し、細胞とウイルスを破壊してしまう治療法です。処置中は冷たいという感覚を通り越して強い痛みを感じるため、この痛みに耐えきれず治療を中断してしまう患者様もいます。
当院ではクライオプロを使用した「スプレー法」を行っております。スプレーで圧力をかけた液体窒素を噴霧するため、通常の綿棒による治療に比べて痛みは少なく、治療効果も高まり患者様にも好評です。
また、当院では、イボの他に脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)やスキンタッグ、円形脱毛症、結節性痒疹などに対しても液体窒素療法を行っております。
スプレー式液体窒素治療器につきましては、こちらもご覧下さい。
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